元幕内豊山が断髪式「今後の人生でもすごく意味のある1日」パーソナルトレーナーとして相撲の普及目指す

 元豊山の小柳亮太氏(手前)をねぎらう正代
 師匠の時津風親方(左)に止めばさみを入れられ、万感の表情を浮かべる元幕内豊山の小柳亮太氏
 整髪を終え、真梨絵夫人(左)、長男(中央)と記念撮影する元幕内豊山の小柳亮太氏
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 昨年の大相撲九州場所を最後に現役を引退した元幕内豊山の小柳亮太氏(29)の断髪式が25日、東京・両国国技館で開かれた。兄弟子の小結正代、元日本相撲協会理事長の内田勝男氏ら約430人が出席した。両親にはさみを入れられると、目頭を押さえる場面も。最後は師匠の時津風親方(元幕内土佐豊)の止めばさみでまげに別れを告げ「みなさんへの感謝はすごくある。国技館で断髪式をできたのは、今後の人生でもすごく意味のある1日」とかみしめるように話した。

 引退時の約180キロから50キロの減量に成功。来年3月の東京マラソン完走を目指し「それまでに90キロを切りたい」とダイエットにも余念がない。約10キロのランニングが日課となっている。

 現在は都内のジムで相撲パーソナルトレーナーとして活動。ケガにも苦しんだ力士経験を生かし、しこなど相撲の要素も取り入れたトレーニング法を指導している。来年にはマット式の土俵を備えた新たなジムの開店も計画。「6歳から相撲を始めて、相撲に生かされてきた。恩返しじゃないけど、いろんな人を巻き込んで、相撲を好きになれるようなことができたら」と、幅広く相撲を普及することをセカンドキャリアの目標に掲げた。

 小柳氏は新潟市出身。東農大から時津風部屋に入門し、2016年春場所で三段目100枚目格付け出しで初土俵。同年九州場所で新十両に昇進し、17年夏場所で新入幕を果たした。最高位は前頭筆頭。突き押しを武器に幕内を通算26場所務め、敢闘賞1回を獲得した。

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