内村航平さん 体操協会の対応に苦言「あり得ない」 競技中のインタビュー容認に

 日本体操協会の新理事に就任した内村航平さんが25日の臨時理事会で、4月に開催された体操の全日本選手権女子決勝の競技中に、テレビの生中継で選手へのインタビューが行われたことについて「選手は(試合が)終わるまで演技に集中している。あり得ない」と苦言を呈した。

 日本協会はファン拡大に向けた新たな取り組みとして、各種目の合間に有力選手へのインタビュー実施を認めた。事前に選手の承諾を得ていたが、予選首位の山口幸空(米田功ク)が平均台で左膝前十字靱帯(じんたい)損傷を負ったこともあり、内村さんは「それが原因ではなかったとも言い切れない」と述べた。

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