ラグビー日本代表・稲垣啓太 過去一キツいタックル強化練習に手応え 7・8オールブラックス・フィフティーン戦へ充実
ラグビー日本代表は26日、千葉・浦安市内での合宿を行い、この日の公開部分では戦術の確認を中心としたメニューとなった。練習後に取材に応じたプロップ稲垣啓太(埼玉)は「徐々に試合の準備が始まってきた」と語った。
9月に開幕するW杯フランス大会に向け、オーストラリアからスポットコーチのジョン・ドネヒュー氏を招き、選手らが「これまでで一番キツい」というタックル強化のトレーニングを重ねた。稲垣は「時間がない中でどれだけ濃いものを積み重ねられるか」と厳しい練習を捉え、心身を向上させてきた。
最初に成果を示す場となるオールブラックス・フィフティーン戦(7月8日、東京・秩父宮ラグビー場)が近づいている。「大事なのは自分たちが苦しい時間帯に100%準備してきたパフォーマンスを出せるかどうか」と、力を込めた。