バスケ日本代表・ホーバス監督 W杯へ、八村らNBA組参戦「まだ分からない」最終登録12人「PGは迷わないけど…」
バスケットボール男子日本代表候補が26日、都内で合宿を行い、ワールドカップ(W杯、8月25日開幕、沖縄ほか)に向けて始動した。主将は21年東京五輪代表の富樫勇樹(29)=千葉J=が務める。練習終盤30分を報道陣に公開。5対5で連係を確認し、大きな声を出し合って士気を高めていた。
日本、フィリピン、インドネシアの3カ国共催で行われるW杯。32チームが参加し、1次ラウンドは4チームずつ8組に分かれ、各組上位2チームが2次ラウンドへと進む。世界ランキング36位の日本は、オーストラリア(同3位)、ドイツ(同11位)、フィンランド(同24位)と同じE組。アジア1位で24年パリ五輪切符を獲得できる。
最終メンバー12人について、トム・ホーバス監督(56)は「ポイントガードはそんなに迷わない思うけど、2番、3番は人数多くて難しい」。本戦までは7月8、9日の台湾戦を始め、練習試合を現時点で9試合行う予定で、「今は(メンバーが)決まらないでいい。練習、対外試合をして段々分かってくる」と話した。
NBA組の八村塁、渡辺雄太らの参加は「まだ分からない」というが、ホーバス監督はそれぞれが参加、不参加の時のメンバー構成をすでに検討中。「ずっと考えている。NBA選手が1人だったら、ジュシュ(・ホーキンソン)が5番、(渡辺)雄太が4番、馬場(雄大)が3番とか。NBA組が2人来たら、雄太は3番とかいろいろある」と語った。