ラグビー日本代表 姫野和樹が全体練習合流「自分の情熱や愛情を見せることが最大のリーダーシップ」
ラグビー日本代表が27日、千葉・浦安合宿を公開した。負傷により別調整が続いていたフランカー姫野和樹(28)=トヨタ=が全体練習へ合流。「良い状態だと思う。今週からフルで参加できるようになりましたし、チームとしてもいい準備ができている」と手応えを語った。
今回の合宿ではキャプテンを定めずに進めている。2019年のW杯日本大会のメンバーで、21年にはニュージーランドのハイランダーズでもプレーして海外で経験を積み、現在の日本代表の中心となった。姫野は「自分の情熱や愛情を見せることが最大のリーダーシップだと思う。グラウンドに戻って誰よりもハードワークして『いくぞ』っていうくらいの声かけで自分のリーダーシップは成り立つので、グラウンドの中で常にベストなプレーヤーを目指す」と独自のリーダー論で引っ張るイメージはできている。
7、8月に国内では5試合が予定されている。「日本代表にとって重要になってくる。(メンバー入りの)競争をしていく中で、この5試合はすごく大事。自分のパフォーマンスを100%出し切る」と意気込んだ。