照ノ富士 名古屋初Vへ熱い思い「今年こそ。生でその姿を見せたい」
大相撲名古屋場所(7月9日初日、ドルフィンズアリーナ)に2場所連続優勝をかけて臨む横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)が27日、“名古屋初V”への意欲をあらためて強調した。
2度目の優勝を飾った2020年7月場所は、コロナ禍で東京開催。名古屋市内で行われた力士会後に取材に応じた横綱は「今年こそという思いで一日一日を大切にして頑張っていきたい。名古屋で足を運んでくださるファンの方たちに、生でその(優勝の)姿を見せたいという思いだけ」と熱く語った。
3場所連続全休明けで臨んだ夏場所で復活V。昨年10月の両膝手術で「以前よりは楽になったかな」と場所後半の痛みや疲労が改善され、15日間で4本ほど必要だった痛み止め注射も、1~2本で済むようになったという。
初日までは2週間弱。「できれば出稽古にも行きたい」と積極的な姿勢を示した照ノ富士。「15日間、暑い名古屋を相撲で盛り上げていきたい」と意気込んだ。