若元春 マイペース姿勢 大関昇進争いよりも3関脇は「直接対決の方で意識」
「大相撲名古屋場所」(7月9日初日)
大相撲名古屋場所(7月9日初日、ドルフィンズアリーナ)で大関とりに挑む若元春(29)=荒汐、豊昇龍(24)=立浪、大栄翔(29)=追手風=の3関脇が27日、名古屋市内で行われた力士会に出席後、場所に向けた意気込みを三者三様に語り、若元春はマイペースの姿勢を示した。
大関とりへの意識は「全くですね」と否定。「何年か前まで幕下でずっとくすぶっていた。今、関脇でいるのが奇跡のような状態。毎日毎日が必死」と余念が入る隙間がないとした。
3関脇での大関昇進争いにも「番付に対しての勝ち負けはあまりない」と意識はなし。「直接対決があるので、そっちの方で意識して。自然と番付につながってくるので」と冷静だった。