米プロバスケットボールＮＢＡレイカーズは日本時間２８日、八村塁とオースティン・リーブスへ「クオリファイング・オファー」を提示したと発表した。２人は正式に制限付きＦＡとなった。

　制限付きＦＡは、全チームと契約を結べるが、新チームと契約合意に達した場合も元の所属チームが同様の条件を掲示すれば、優先的に再契約できる制度。

　八村は１月にウィザーズからレイカーズにトレードで加入し、３３試合に出場（うち先発９試合）。プレーオフでは１６試合（先発１試合）で平均１２・２得点、３・６リバウンド、ＦＧ成功率５５・７％、３点シュート成功率４８・７％を記録し、存在感を発揮した。

　今オフ初のＦＡとなる八村は２７日、８月開幕のＷ杯欠場を発表し、日本協会を通じて「とても難しい判断でした。今後の自分のＮＢＡキャリアを考慮し、このように判断いたしました。来シーズンに向けてこの夏はトレーニングに集中し、体のコンディションを整えさせていただきます」とコメントしていた。