ブリスベン五輪は酒類容認 32年夏季大会、組織委会長
【ジュネーブ共同】2032年ブリスベン五輪組織委員会のリバリス会長は28日、大会期間中の各会場でのアルコール飲料販売について現時点で容認する姿勢を示した。国際オリンピック委員会(IOC)と行った調整委員会後のオンライン記者会見で「オーストラリアでは現在、会場で観客へのビール類の提供が許容されている」と述べた。
24年パリ五輪では、各会場でのアルコール飲料の販売や、VIPを除く一般客の飲酒を禁じる方針であるとフランスの地元紙が報じている。
リバリス会長は「私たちには独立性を持ったメンバーで構成された財務の監査委員会もある。極めて高い倫理性があると自信を持っている」と強調した。