ジョセフHC、W杯後退任の意向 ラグビー日本代表

 ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)が9月開幕のW杯フランス大会後に退任する意向であることが30日、関係者への取材で分かった。続投は難しく、日本協会は新たなHCを探すことになる。

 日本協会の土田雅人会長は3月、W杯フランス大会後の日本代表体制に関し、ジョセフ氏の続投を「第1候補」と説明していた。関係者によると、ジョセフHCは続投に意欲を示していたが交渉が順調に進まず、今大会限りで退く考えに転じたとみられる。

 ニュージーランド出身で53歳のジョセフ氏は、現役時代に母国と日本でW杯に出場。2016年に日本代表HCに就任し、19年W杯日本大会で史上初のベスト8に導いた。

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