競泳男子200メートルバタフライの東京五輪銀メダリストで、日大4年の本多灯(イトマン東京)が1日、東京アクアティクスセンターで行われた中大との対抗戦でこの種目を1分54秒48で泳いだ。世界選手権(14日開幕・福岡市)に向けた強化段階だけに「疲れている状態で、54秒台で泳げたのは悪くない。(本番では)51秒台を出して優勝したい」と力を込めた。
東京五輪と昨年の世界選手権を制したクリシュトフ・ミラク(ハンガリー)が今年は欠場を表明した。昨年3位の本多は「出ないことはショックだった。どんな時も金メダルを目指している。それがより近くなったことは確か」と話した。