ウィンブルドン、西岡に勢い ジョコ大本命、女子は混戦
テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は3日にロンドン郊外のオールイングランド・クラブで開幕する。シングルスは男子で西岡良仁(ミキハウス)が第24シードで四大大会3大会連続シード入りした。過去2回戦が最高だが、全豪、全仏両オープンで16強の勢いに乗って自身初の四大大会8強を目指す。
優勝争いはノバク・ジョコビッチ(セルビア)が大本命。4連覇中で7度の優勝を誇り、四大大会3連勝を狙う。世界ランキング1位の20歳カルロス・アルカラス(スペイン)や全仏準優勝の24歳カスパー・ルード(ノルウェー)ら若手は王者の牙城を崩せるか。
女子は混戦模様。全仏を2連覇した世界1位イガ・シフィオンテク(ポーランド)が優勝候補だが、今大会は4回戦が最高とやや苦手だ。前回覇者のエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)やベラルーシ出身で世界2位のアリーナ・サバレンカらに勝機はある。
日本勢でただ一人出る日比野菜緒(ブラス)は初戦突破が目標となる。