UFC初のタタール人戦士 ザギトワの水着投稿に苦言「そんなことしないで」 露メディア報道
ロシアメディアの「スポルトエクスプレス」は6月29日、タタール人として初めて米総合格闘技・UFCに参戦しているリナト・ファクレトディノフが、同じくタタール系であるフィギュアスケート女子で18年平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワがSNSに水着の写真を載せていることに苦言を呈した、と報じた。
同メディアは「ザギトワには宗教を信仰し、水着の写真を投稿しないでほしい」と題した記事で、ファクレトディノフのインタビューを掲載。「現在、世界で最も人気のあるタタール人の代表はアリーナ・ザギトワです。一方で彼女はチャンピオンであり、賢く、誰もが彼女を愛していますが、他方では、彼女はタタールの伝統に従わず、水着で写真を撮ります」と質問に、ファクレトディノフは「彼女のことを知らないので、自分の態度を表現することはできない」と前置きした上で「でも水着では絶対に写真は載せません。人はそれぞれ異なる見方があるが、彼女はタタール人なので、そんなことしなければよかったのに」と、語ったという。
ファクレトディノフは2日の試合でケビン・リーを下し、UFC3連勝を飾った。