女子板飛び込みの三上紗也可(日体大)が2日、茨城県ひたちなか市で行われた関東選手権を368・25点で制し、世界選手権(14日開幕・福岡市)へ順調な調整ぶりを示した。「きょうの試合は90点。何も直すところがない状態に持っていって、メダルを取りたい」と意気込んだ。
高い跳躍を生かした好演技が光った。特に試行錯誤していた4回目のひねり技は余裕を持って入水を決め、76・50点の高得点をマークした。昨年の世界選手権は、最後の5回目にこの大技で失敗し、メダルを逃した。入水角度の調整を続けると言い「きょうで自信になった。(本番の)板や姿勢に対応していきたい」と語った。