「NFT」でアスリート支援 五輪銀メダリストの太田氏

 フェンシングの五輪銀メダリストで国際オリンピック委員会(IOC)委員の太田雄貴氏(37)がこのほど、複製不能なデジタル資産「非代替性トークン(NFT)」を活用し、アスリートを支援する取り組みを発表した。スポーツの各競技を題材としたキャラクターを販売。売り上げによる選手のキャリア育成も踏まえ「ファンと選手が一緒に成長できる」と期待を寄せた。

 NFTは所有者や購入履歴が記録される仕組みで、複製や改ざんが不可能という特徴があり、新たなビジネス展開として注目される分野。デジタル画像や動画を加工して販売する市場は、若者を中心にスポーツ界だけでなく、アニメや芸術でも広がりを見せている。

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