混合ダブルス・加藤組は1回戦敗退 全仏テニス失格問題 2度目の提訴も却下

 「テニス・ウィンブルドン選手権」(7日、ロンドン)

 混合ダブルス1回戦で加藤未唯(28)=ザイマックス、サンデル・ジル(ベルギー)組が負け、柴原瑛菜(橋本総業)ジャンジュリエン・ロジェール(オランダ)組が勝ち上がった。女子ダブルスでは全仏オープンで失格となった加藤、アルディラ・スーチャディ(インドネシア)組と穂積絵莉(日本住宅ローン)レベカ・マサロバ(スペイン)組が2回戦に進んだ。男子シングルス2回戦では綿貫陽介(フリー)が敗れ、シングルスの日本勢は全選手が敗退した。

 加藤は全仏オープンでの失格処分を巡り、四大大会側に罰金の減額を求めた2度目の提訴も却下されたと明らかにした。今後の四大大会4大会で警告を受けなければ罰金の一部は返還されるという。

 賞金とポイントの回復を求めた1度目の提訴は既に却下されていた。この日の会見で「(2度とも)受け入れられないとは思っていた。仕方ないけど、悔しい」と述べた。プロ選手協会には経緯を説明したそうで「ルールが変わればいい」と失格基準の明確化を希望した。

 ダブルスでは鋭いサーブでポイントを重ねて初戦を突破。今回もスーチャディと組んでおり「今のペアで優勝したい」と言い切った。全仏を制した混合ダブルスでは敗退したが、今大会へのモチベーションは高い。

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