「ドジャース－エンゼルス」（８日、ロサンゼルス）

　ＮＢＡレイカーズと３年契約を結んだ八村塁が始球式に登場。背中に「８」と「ＢＬＡＣＫ　ＳＡＭＵＲＡＩ」の文字が入ったドジャースのユニホームを着てマウンドに立ち、ワインドアップの豪快なフォームからノーバウンド投球を披露し、スタンドから大きな拍手と歓声を浴びた。

　「夢に見たドジャーススタジアムで始球式ができて光栄です。ドジャースに招待していただいて、感謝しています。とても楽しい時間でした」と、振り返った。

　富山県出身の八村は野球少年だったこともあり、安定した投球フォーム。マウンド上では観客席に向かって両手であおって場内を盛り上げ、捕手を務めたロバーツ監督のミットに投げ込んだ後は両手でガッツポーズを作って喜びを表現した。