渡辺雄太がサンズ契約の理由明かす「お金じゃなくて自分がやりたい場所でプレー」10チーム以上が興味も

 NBAでサンズと契約した渡辺雄太(29)が9日、オンラインで取材に応じた。米メディアによると2年総額500万ドル(日本円で約7億2000万円)。「素直にうれしい気持ちでいっぱい。ありがたいことにたくさんのチームから話を頂いた。その中でもサンズが特に熱量があったり、KD(ケビン・デュラント)がいたり、決断には時間がかからなかった。サンズは行きたいチームの1つだった」と喜びを語った。

 10チーム以上から「うちにきてほしい、というニュアンスの話があった」と告白。サンズよりも高額なオファーはあったが「今はお金じゃなくて自分がやりたい場所でプレーするのが大事」と、自身にフィットするチームに絞って交渉を進めた。その中で交渉解禁すぐに、渡辺が滞在していたロサンゼルスまで直接交渉にきたサンズ側の熱意も後押しし、契約締結に至った。

 また8月25日に開幕するワールドカップ(W杯、沖縄ほか)にも言及。21年東京五輪では強化試合からフル参戦して故障したこともあり、今回は練習試合、出場時間は制限してW杯に臨む方針だ。ただ代表活動への強い熱意は、変わらないのが渡辺。「契約も決まってW杯も精神的に万全な状態に臨める。仮にチームが決まろうが決まるまいがずっと出るつもりだった。日本開催は生涯に1度の経験。東京五輪は無観客の状況で、今回はたくさんのお客さんに見てもらえる。リーダーとして引っ張っていかないといけない。NBAとは違った役割にはなるが、自分の良さを見せることができたら」と決意をにじませた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス