加藤未唯、スーチャディ組は3回戦敗退 ブズコワ、ソリベストルモ組との全仏失格因縁の再戦は幻に
「テニス・ウィンブルドン選手権」(10日、ロンドン)
女子ダブルス3回戦が行われ、全仏オープンで失格となった加藤未唯(ザイマックス)、アルディラ・スーチャディ(インドネシア)組は、謝淑薇(台湾)、バルボラ・ストリコバ(チェコ)組と対戦し、5-7、6-7(4-7)のストレートで敗れた。
第1ゲーム、加藤組がいきなりブレークする展開から、第2ゲームでブレークバックされ、その後は互いにゲームをキープ。ただ、第6ゲームをブレークされてしまう。それでも集中を切らさず、第9ゲームをブレークし五分に戻したが、第11ゲームを40-0と追い込みながらもキープされ、直後の第12ゲームでブレークを許し、第1セットを落とした。
第2セットは第2ゲームをブレークされ、いきなり3ゲーム連取を許したが、第5ゲームでブレークバック。五分に戻した。その後は互いにキープ。6-6でタイブレークとなったが競り負けて、敗退となった。
互いに勝ち進めば、準決勝で失格となった際の対戦相手で、加藤の失格をうながしたとして批判を浴びているマリー・ブズコワ(チェコ)、サラ・ソリベストルモ(スペイン)組と再戦の可能性があったが、幻に終わった。
ブズコワ、ソリベストルモ組は同時間帯に行われた2回戦に登場し、台湾ペアを6-4、6-4のストレートで下し、3回戦に進出した。