池江璃花子「例年より今非常にいい感じ」 世界水泳へ心身充実 誕生日は“顔面にパイ”で祝福

シュノーケルを着けて練習する池江璃花子(撮影・金田祐二)
 練習後、体を温める池江璃花子(左)=東京・北区のHPSC(撮影・金田祐二)
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 水泳の世界選手権(14日開幕、福岡)の競泳日本代表が12日、都内で合宿を公開し、21年東京五輪女子代表の池江璃花子(23)=横浜ゴム=が取材に応じた。4冠を達成した4月の日本選手権後は、欧州遠征や国内での準高地合宿を重ねて調整は順調。「すごく集中してトレーニングができた期間だった。例年より今非常にいい感じ」と手応えを語った。

 合宿中だった4日には23歳の誕生日を迎え、チームメートからは顔面にパイを投げられる少し手荒なお祝いを受けた。「生まれて初めてで、うれしかった」と笑顔を見せ、心身共に充実した様子。白血病から復帰後初めて個人種目で戦う国際大会へ「50メートルバタフライで決勝に残りたい。タッチ差で8~9位の世界。タフなレースをして来年に向けて経験を積んでいけたら」と意気込んだ。

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