ドルーリー朱瑛里 大学生、社会人相手に果敢に攻めて4位 ホクレン中長距離チャレンジ1500m
「陸上・ホクレン中長距離チャレンジ」(15日、青葉陸上競技場)
今年1月の全国都道府県対抗女子駅伝で、17人抜きの区間新記録で注目を浴びたドルーリー朱瑛里(しぇり、15)=津山高=が、女子1500メートルに出場し、4分19秒46で4位だった。優勝は、樫原沙紀(筑波大)で4分15秒37。
土砂降りの雨の中、ドルーリーはスタートからペースメーカーにぴたりとつき、レースをけん引。中盤で3番手まで後退したが、残り300メートルでスパートをかけると、今年の日本学生個人選手権覇者、樫原を抜いて一時は首位に立った。残り200メートルで再び樫原に抜かれてラストの直線で4位まで後退したが、出場15選手中、唯一の高校生は、果敢に攻める展開で健闘した。
ドルーリーは、先月の中国高校総体で、自己ベストを6秒近く更新する4分16秒76で初優勝。岡山高校記録、中国高校記録を更新した。全国高校総体(8月2~6日、札幌市)は、800メートルと1500メートルの2種目で出場権を得ている。