錦木が敗れ全勝消える 大関とり3関脇は3人とも白星 豊昇龍は朝乃山を豪快上手投げで下す 新大関霧島は御嶽海に苦杯

 琴ノ若(左)が寄り切りで錦木を下す
 若元春(右)がはたき込みで阿炎を下す
 取組中に正代と接触する行司(上が1回目で下が2回目)
3枚

 「大相撲名古屋場所・7日目」(15日、ドルフィンズアリーナ)

 唯一の全勝だった錦木は琴ノ若に一気に押し出されて初黒星。7日目にして、全勝が消えた。

 大関とりのかかっている3関脇では、若元春は阿炎をはたき込みで破り、大栄翔は宇良を押し倒して2敗をキープ。豊昇龍は難敵朝乃山と対戦。一度放った上手投げをこらえられたが、二度目の上手投げで豪快に投げ飛ばし、1敗を守った。

 右肋骨骨挫傷で初日から休場し、4日目から途中出場している新大関の霧島は御嶽海に一気に押し出され、2勝3敗2休となった。

 【1敗】錦木、豊昇龍、玉鷲、北勝富士

 【2敗】若元春、大栄翔、琴ノ若、高安、湘南乃海、豪ノ山、宝富士、伯桜鵬

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