世界水泳 飛び込みの須山、荒木組は7位でパリ出場ならず 須山は悲願五輪切符獲得へ「個人で絶対」

 決勝で演技する須山晴貴(上)と荒木宥図
 男子シンクロ板飛び込み決勝で演技する須山晴貴(上)と荒木宥図
 決勝の演技を終え、抱き合う須山晴貴(右)と荒木宥図
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 「飛び込み・世界選手権」(15日、福岡県立総合プール)

 男子3メートルシンクロ板飛び込み決勝が行われ、須山晴貴(日本水泳振興会宇都宮)、荒木宥図(NSP)組が375・90点で7位となった。24年パリ五輪切符が獲得できる3位とは、わずか13・2点差。須山は「悔しいですね…。死ぬほど悔しいです」と声を絞り出し、荒木も「狙っていたので納得できないし、この結果は悔しい」と振り返った。

 須山は19日に行われる個人種目の3メートル板飛び込みに出場する。夢舞台出場のボーダーラインは12位。21年東京五輪最終予選となった同年W杯は、18位と4・35点差の19位だった(当時は18位で東京五輪内定)。2年前、そしてこの日の悔しさは19日にぶつけるしかない。「個人で絶対勝ち取る気持ち。中3日あるので、有意義に使って臨みたい」と誓った。

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