「ラグビー・リポビタンＤチャレンジカップ、日本代表２７－４１オールブラックス・フィフティーン」（１５日、えがお健康スタジアム）

　日本代表がオールブラックス・フィフティーン（ＸＶ）に４１失点で敗れ、Ｗ杯イヤー２連敗スタートとなった。第１戦では６－３８で完敗しており、今回の第２戦は先発７人を入れ替えたが勝てなかった。

　６－１２の前半２１分にはＦＢ松島幸太朗（東京ＳＧ）がトライを決めて、ＳＯ李承信（神戸）のゴールキックで一時逆転。ノートライに抑えられた第１戦から比べると攻撃面ではスコアを残した。それでも、松島は「ミスが多くて８０分間そういうのが続くとトライを取れるべきところで取れなかった」と厳しい表情で振り返った。

　後半にＷＴＢセミシ・マシレワ（花園）が連続トライを奪うなど追い上げた。ハーフタイム以降のスコアは１４－１２だった。まだ代表経験の浅いＷＴＢは「ジャパンのアタッキングラグビーは特に後半は見せられた」と敗戦の中でも手応えを得ていた。