フィギュアスケート女子で１０年バンクーバー五輪銀メダリストの浅田真央さん（３２）が１６日、アリーナ立川立飛で自身がプロデュースするアイスショー「ＢＥＹＯＮＤ　Ｔｈｅ　Ｆｉｎａｌ」の「エアウィーヴ特別公演」を行った。

　特別公演として、ヴァイオリニストの三浦文彰さん、ピアニストの三浦舞夏さんが登場。２人の演奏に合わせ、浅田さんとスケーターで、通常公演とは振り付けや演出が異なる特別な「愛の夢」を披露した。優雅に舞い、「生演奏はとてもぜいたくで、滑っていてとても心地よくて夢のような時間でした」と笑顔だった。

　演技後のトークでは、浅田さんから三浦文さんに「滑っている時も目が合いましたよね」と話しかけた。「一瞬あってドキっとしちゃって。ちょっとやった～となりました」と照れ笑いで返されると、「生演奏は呼吸が合わせなければずれてしまう。そういった意味で私もアイコンタクトをして滑ってました」と明かしていた。

　昨年９月に初演を迎えたアイスショーは、１７日に大千秋楽を迎える。「（１６日に）１０１回目（の公演）を終えられて、本当に本当にうれしいです」と、改めて感謝を述べた。