パリ五輪へ「準備は順調」 ロシア問題はIOC判断

 【パリ共同】2024年パリ五輪・パラリンピック組織委員会のエスタンゲ会長は18日、五輪開幕まで1年となる26日を控えてパリ郊外サンドニの本部で記者会見し「(大会へ向けた)準備は順調に来ている」と自信を示した。長引くウクライナ侵攻で保留となっているロシアとベラルーシ両国選手の五輪出場については「(参加資格は)国際オリンピック委員会(IOC)が承認する。彼らの判断になる」と従来の考えを語った。

 パリ大会を巡っては6月に少年が警察官に射殺された事件を発端にした暴動がフランス各地に広がり、安全面が懸念されているが「警察ともよく連携が取れている。何も心配はいらない」と強調。五輪準備に絡む不正利得などの疑惑に関する質問には「特に言えることはない」とかわした。

 同会長は4万5千人を募集している大会ボランティアについて、約31万人の応募があったことを発表。暑さ対策として、酷暑の場合に競技時間を変更する可能性があることも明らかにした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス