“フワフワクライマー”安楽宙斗 8月世界選手権でパリ切符獲得へ「自信ついてきた」
スポーツクライミングの“パリ五輪の星”安楽宙斗(そらと、16)=千葉・八千代高=が20日、グリーンアローボルダリングパーク八千代店で報道陣に練習を公開した。6月にボルダーで初の年間総合優勝を果たし、15日にW杯のリード第4戦で優勝。急成長を遂げる新星は「得意のリードで優勝できてうれしい。自信がついてきた」とうなずいた。
身長167センチの体に対して、腕の長さは181センチ。その腕を伸ばして登ることで、力みすぎずに軽やかな登りを実現する「フワフワクライマー」だ。8月の世界選手権では、パリ五輪の出場権獲得も懸かる。「僕にとっては初。守りに入らずに食い込んで楽しみたい」と目を輝かせ、「優勝しか目指していません」と頼もしく宣言した。