ロシア勢が中立選手で参加 ウクライナは一部欠場も
【ミラノ共同】22日に開幕したフェンシングの世界選手権で、ウクライナ侵攻に伴い国際大会から一時除外されていたロシア勢2人が「個人の中立選手(AIN)」として女子エペ個人予選に出場した。一方でボイコットを示唆していたウクライナ勢は同種目には参加せず、AINのエントリーがなかった男子サーブル個人予選に4人が出場した。
国際フェンシング連盟(FIE)は3月に臨時総会を開き、ロシア、ベラルーシ選手の国際大会出場を認める決定をした。不服としたウクライナ連盟は「あらゆるレベルの大会でロシアとベラルーシ選手との対戦を見合わせる」などと表明していた。