世界水泳 瀬戸が3位で決勝進出 強敵マルシャンに「世界記録でそう…ついていきたい」

 「競泳・世界選手権」(23日、マリンメッセ福岡)

 男子400メートル個人メドレー予選が行われ、21年東京五輪代表の瀬戸大也(CHARIS&Co.)が、4分10秒89の3位で決勝進出を決めた。本多灯(日大)は14位で予選落ち。1位はカーソン・フォスター(米国)で4分9秒83、2位はレオン・マルシャン(フランス)は4分10秒88でそれぞれ進んだ。決勝で金メダルを獲得すれば24年パリ五輪代表に内定する。

 4分8秒台を目標にしていた瀬戸は「レースモードに入ったときに重たさが出てきた。(4泳法の)全種目ともちょっとずつ遅い」と振り返った。

 昨年から強敵として名前を出しているマルシャンは、第3泳法の平泳ぎから力を抜いて、ほぼ同タイム。瀬戸は「世界記録で出そうですね」と分析しつつ、午後の決勝に向けて「本当に速いと思うので、ついていきたい。来年パリで戦うために前半200メートルも必要になってくる。前半を積極的に泳いで、後半200メートルもいっぱい練習してきた自信を持って、泳ぎ切りたい」と見据えた。

 前回大会は決勝7位だった本多だが、今大会は力を発揮できずに、予選落ちの14位となった。「言葉がこれしか浮かばないですけど…よくなかった。どこかで自分に期待してしまっていた部分があった」唇をかんだ。本命の200メートルバタフライは25日。「調子悪いことが分かったので思い切って大胆にやるしかない。悪あがきをして自分にできることを頑張りたい」と前を向いた。

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