関脇豊昇龍 優勝決定戦で北勝富士下して涙の初優勝 大関昇進へ 12勝3敗で昇進目安クリア

 初優勝を決め、感極まる豊昇龍(撮影・佐藤厚)
 北勝富士(左)を押し出しで下し、初優勝を決めた豊昇龍(撮影・佐藤厚)
 北勝富士(左)を押し出しで下し、初優勝を決めた豊昇龍(撮影・佐藤厚)
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 「大相撲名古屋場所・千秋楽」(23日、ドルフィンズアリーナ)

 大関とりの関脇豊昇龍(立浪)が、31歳の北勝富士を優勝決定戦で退けて初優勝を果たした。今場所12勝を挙げ、昇進の目安となる三役で直近3場所での33勝もクリアし、大関昇進は極めて濃厚となった。

 北勝富士との過去5度の対戦では全て勝っていたが、今場所で初めて敗れていた。

 豊昇龍は11勝3敗で並んでいた新入幕の19歳・伯桜鵬を関脇の貫禄を見せて上手投げで退けて12勝3敗とした。優勝決定戦では北勝富士を押し出しで下すと、土俵で思わず涙を見せていた。

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