初優勝の豊昇龍、大関昇進が確実 直近3場所合計、33勝に到達

 大相撲名古屋場所で初優勝し、パレードでファンの歓声に応える豊昇龍。左は明生=ドルフィンズアリーナ
 大相撲名古屋場所千秋楽で北勝富士との優勝決定戦を制し、初優勝を果たした豊昇龍。大関昇進を確実にした=23日、名古屋市のドルフィンズアリーナ
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 大相撲名古屋場所千秋楽の23日、12勝3敗で初優勝した東関脇豊昇龍(24)=本名スガラグチャー・ビャンバスレン、モンゴル出身、立浪部屋=の大関昇進が確実になった。番付編成を担う日本相撲協会審判部が昇進を諮る臨時理事会の招集を八角理事長(元横綱北勝海)に要請し、受諾された。これまで理事会で昇進が見送られた例はない。

 豊昇龍は関脇として春場所で10勝、先場所は11勝を挙げ、直近3場所合計が昇進目安の33勝に到達した。26日の秋場所番付編成会議と臨時理事会を経て、正式に昇進が決まる。

 新大関の誕生は先場所後の霧馬山(現霧島)から2場所連続で、モンゴル出身では7人目。

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