瀬戸大也が銅メダル 6大会連続メダルもマルシャン衝撃世界新Vに愕然 盟友萩野公介氏に本音「レオン、マジで速いっすよ公介」

 男子400メートル個人メドレー決勝、銅メダルを獲得した瀬戸大也(左)=撮影・中田匡峻
 男子400メートル個人メドレー決勝、銅メダルを獲得した瀬戸大也(撮影・中田匡峻)
 男子400メートル個人メドレー決勝、銅メダルを獲得した瀬戸大也(撮影・中田匡峻)
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 「競泳・世界選手権」(23日、マリンメッセ福岡)

 男子400メートル個人メドレー決勝が行われ、瀬戸大也(29)=CHARIS&Co.=が4分9秒41で銅メダルを獲得した。自身の歴代最長記録を更新する6大会連続の表彰台で、メダル総数は9個目となった。

 最初のバタフライで3番手につけると、上位2人に引き離されながらも必死にメダル圏に食らいついていった。平泳ぎを終えた時点で4位だったが、最後の自由形でし烈な3番手争いを制した。

 21歳のレオン・マルシャン(フランス)が圧巻の泳ぎで、4分2秒50の世界新記録をマーク。“水の怪物”と呼ばれたマイケル・フェルプスの持っていた最古の世界記録4分3秒84(08年)を15年ぶりに更新した。

 レース後は「タイムおせぇ~、マジで」と悔やんだ瀬戸。テレビインタビューでは「タイムは思ったよりでなかったが、最後しっかりメダルをとれたのでよかった。いい感じで準備できていたので、納得いくレースができなかったのは悔しい」と、振り返った。長年のライバルで、テレビ解説を務めたリオデジャネイロ五輪金メダリストの萩野公介氏から声をかけられると「レオン速いっすよ、公介。マジで速いよ」と、本音を吐露。それでもパリ五輪に向けて「1年間諦めずに全力で頑張ります」と語った。

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