急増の筋トレ女子-藤沢五月ムキムキ“激変”効果でも大反響 大会は10年前より5倍に なぜ?その要因を関係者に聞いた
カーリング女子でロコ・ソラーレの藤沢五月が22日に茨城県水戸市で開催されたボディメイクコンテスト「MOLA CUP」に出場。その激変ぶりが話題となった。
大会主催のFWJによると、藤沢効果の反響は大きく「問い合わせがひっきりなしにあります。ジムでもすごかったね、と話題になっているようです」と明かした。
大会当日、藤沢は全身ムキムキのビキニ姿でポーズ。氷上では一切見せない、ストイックに鍛え上げられた肉体で衝撃を与えた。3位となったビキニクラスに続き、オープンクラスにも登場して2位となった。
藤沢のような“筋トレ女子”は増えているという。FWJは設立10年目になるが、その盛り上がりは「初年度とは比べものにならない。初年度は全国で5大会だったが、今は24大会。延べ人数にはなりますが、1大会で男女合わせて3、400人は出場します。肌感覚になりますが、増えている実感はあります」と話した。
その要因は何か-。大会関係者は「健康志向の人が増えたこと、さらにトレーニングジムが各地にできたことも相まって、だと思います」と説明。SNSやYouTubeも普及。アスリートの藤沢も、もともと筋トレで体を鍛えていたが、ボディメイクに興味を持ち、YouTubeなどを視聴。トレーナーに自らコンタクトを取り、大会に出場した。
ボディメイクは理想の体型やボディラインを作る目的で、「減量」とは異なるとされる。ただ、関係者は「ダイエットを目的にボディメイクを始めた方もいますし、コンテスト出場の目的は人それぞれです」という。大会公式ツイッターでは藤沢に対して「また来年もお待ちしてます」とエールを送っているが、藤沢効果で“筋トレ女子”がさらに増えていく可能性もありそうだ。