競泳 本多灯が5位で決勝へ “マルシャンショック”でタイム上がらずも「挑戦して挑戦して悪あがき」

 男子200Mバタフライ準決勝、レースを終え電光掲示板を見つめる本多灯(撮影・中田匡峻)
 男子200Mバタフライ準決勝、力泳する本多灯(撮影・中田匡峻)
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 「競泳・世界選手権」(25日、マリンメッセ福岡)

 男子200メートルバタフライ準決勝が行われ、21年東京五輪銀メダルの本多灯(21)=イトマン東京=が1分54秒43の全体5位で、26日の決勝に進んだ。初出場の森本哲平(イトマン近大)は1分55秒36の10位で敗退となった。

 気持ちの整理がまだつかない。本多は予選よりタイムを0秒22落としてゴール。23日の400メートル個人メドレー予選敗退、レオン・マルシャン(フランス)が出した世界新のダブルパンチが相当こたえたようで、「タイムを(予選より)上げたかったけどうまくいかなかった。まだネガティブな気持ちがある」と肩を落とした。

 それでも東京五輪と前回大会を制したクリストフ・ミラク(ハンガリー)が不在の大チャンスを逃すわけにはいかない。金メダルで24年パリ五輪切符が獲得できる決勝は26日。「挑戦して挑戦して悪あがきしてどこまでできるか。その気持ちは忘れずに頑張りたい」と前を向いた。

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