鈴木聡美が充実の8位「パリ五輪に向けた大きな1歩」「100mで初めて決勝に残れた」

女子100メートル平泳ぎ決勝を終え、引き揚げる鈴木聡美=マリンメッセ福岡(撮影・中田匡峻)
女子100メートル平泳ぎ決勝、力泳する鈴木聡美=マリンメッセ福岡(撮影・中田匡峻)
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 「競泳・世界選手権」(25日、マリンメッセ福岡)

 女子100メートル平泳ぎ決勝が行われ、12年ロンドン五輪で3つのメダルを獲得した鈴木聡美(32)=ミキハウス=が、1分6秒67で8位となった。「少し固さがあった」と予選のスピードを再現できず、タイムは落ちた。ただ大歓声の中、決勝の舞台で泳げたことに充実感をにじませ「100メートルで初めて決勝に残れた、地元でこの歓声の中泳ぐことができた、予選から1分6秒台で3本とも泳ぐことができたという点は1つの成長。パリ五輪に向けた大きな1歩」と語った。

 本命の50メートル平泳ぎは29日が予選。「世界の雰囲気はすごいと思ったし、自分がその中にいる感覚は久しぶりだなと。50メートルにつながるいい3レース(予選、準決勝、決勝)ができた」。成長を続ける32歳が、まだまだ地元・福岡の大舞台を盛り上げる。

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