桃田賢斗 ジャパンOP初戦敗退…5月以降国際大会4試合初戦敗退でパリ五輪出場へ「厳しい状況は自分でも分かっている」

男子シングルス1回戦で渡辺航貴に逆転負けした桃田賢斗=国立代々木競技場
男子シングルス1回戦でポイントを奪われ、さえない表情の桃田賢斗=国立代々木競技場
男子シングルス1回戦で渡辺航貴(左)に敗れ、握手する桃田賢斗=国立代々木競技場
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 「バドミントン・ジャパンオープン」(26日、国立代々木競技場)

 男子シングルス1回戦が行われ、元世界王者で世界ランク40位の桃田賢斗(28)=NTT東日本=が世界ランク33位の渡辺航貴(24)=BIPROGY=に1-2(21-13、16-21、13-21)で敗れた。

 1時間15分の熱戦。最後は相手の勢いに押し切られた。桃田は第1ゲームを先取したが、第2ゲームを奪われると、第3ゲームは12-13の競り合う展開から13-21と一気に突き放される形で敗れた。「相手がスピードを上げてきて流れを崩されてしまった」と、肩を落とした。

 24年パリ五輪代表レースは5月に始まっているが、桃田は腰の怪我のため、出場予定だったタイ・オープン(とシンガポール・オープン)を欠場。「腰を怪我して練習ができない時期があった分、フィジカル面が作れていない所はある。長い試合でも強い気持ちでいけたら」と、もどかしい思いもある。

 パリ五輪代表レースが始まって以降、桃田は国際大会で5試合中4試合を初戦敗退している。「オリンピックにいきたい気持ちはもちろんある」と話しながらも、「流れはよくない。厳しい状況だと自分でも分かっている」と苦い表情。「積み上げていくしかない。しっかり1個ずつという気持ち」と、切り替えを誓っていた。

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