大堀彩 バド協会のミスでカナダOP出場できず「精神的ダメージは少なからずありました」ジャパンOPは初戦突破

 「バドミントン・ジャパンオープン」(26日、国立代々木競技場)

 女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク26位の大堀彩(26)=トナミ運輸=が世界ランク45位のマルヴィカ・バンソッド(インドネシア)に2-0(21-7、21-15)でストレート勝利を果たした。「まずまずのスタート」とうなずき、「中盤や後半は簡単なミスをしてしまった。そういうミスを減らしていけば、格上相手にもチャンスが生まれてくるかな」と、振り返った。

 大堀は今月のカナダ・オープンに出場予定だったが、入国手続きで日本バドミントン協会側にミスがあり、欠場を余儀なくされた。24年パリ五輪代表レースは5月に始まっており、大堀は現在、選考ランクで日本勢3番手の28位につける。「私自身も今が本当にすごい大事なので、うーんというのも正直あったりした。精神的なダメージは少なからずありました」とやりきれない思いを明かした。

 練習はすぐに再開したが、「やっぱり試合をしているのを見ると、なんでいけなかったんだろうというか、えーっていう感じはある」という。ただ、「心の整理は、なるべく早く切り替えるようにしていたし、トナミのチームスタッフがサポートしてくれて、カナダが終わって見れば、体を作り直す時間もあったので、そういう意味ではトナミのスタッフの人たちには感謝しています」と前を向いた。

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