世界水泳 本多が会心“WARUAGAKI”で銅メダル!「俺にぴったりだな」

 男子200メートルバタフライ決勝、銅メダルの本多灯(右)と金メダルのレオン・マルシャン(撮影・中田匡峻)
 男子200メートルバタフライ決勝、銅メダルを獲得した本多灯(撮影・中田匡峻)
 男子200メートルバタフライ決勝で銅メダルを獲得した本多灯(撮影・中田匡峻)
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 「競泳・世界選手権」(26日、マリンメッセ福岡)

 男子200メートルバタフライ決勝が行われ、前回大会銅メダルの本多灯(21)=イトマン東京=が1分53秒66で3位に入り、2大会連続の表彰台に輝いた。

 23日の400メートル個人メドレー予選落ちが精神的に響き、200メートルバタフライ予選、準決勝でもタイムが伸ばせず苦しんだ今大会。「俺にぴったりだな」と決勝前には歌手GADOROの「WARUAGAKI」という曲で自らを奮い立たせたという。

 レースでは前半100メートルを4位で折り返すと、後半には1人を抜く会心の“悪あがき”。「正直なことを言うと全部やってきたはずなのに銅メダルか、という気持ちはある」と悔やみつつも「それ以上に諦めなくてよかった。メダルを取れたことをうれしく思って次に進めたい」とかみしめた。

 この日は24年パリ五輪の開幕日のちょうど1年前。「あんまり頭はよくないのでそんなこと考えてないんですけど」と報道陣を笑わせたが、世界一の目標がブレたことは一度もない。「本当に今年が五輪じゃなくてよかったという方向に捉えながら、来年に向けて頑張っていきたい」。パリの舞台でさらに輝くメダルを掲げてみせる。

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