瀬戸大也は6位でメダル逃す 強敵マルシャンに「1発かけて勝負したい」
「競泳・世界選手権」(27日、マリンメッセ福岡)
男子200メートル個人メドレー決勝が行われ、21年東京五輪代表の瀬戸大也(CHARIS&Co.)が1分56秒70で6位となり、メダルを逃した。初出場の小方颯(日大)は1分57秒82で8位となった。
瀬戸は序盤から先頭に遅れ、最終泳法の自由形で粘りを見せたがメダルに0秒63届かなかった。優勝したレオン・マルシャン(フランス)には、23日の同400メートルに続いて大差をつけられる結果となった。
開幕まで1年を切ったパリ五輪。「加藤コーチが思い描く『何があっても金メダル』というよりは、『何かのチャンスにかけた金メダル』狙いじゃないと戦えないと思う。自分のいいところを引き出しつつ、弱さは塗りつぶしていきたい。(マルシャンとの距離は)果てしないですけど、最高の練習をして1発をかけて勝負してきたい」と前を向いた。