世界水泳 池江璃花子が本命50バタ予選3位通過!「気合はめちゃくちゃ入れてました」夜の準決勝へ

 女子50メートルバタフライ予選を通過した池江璃花子(撮影・中田匡峻)
 女子50メートルバタフライ予選で力泳する池江璃花子(撮影・中田匡峻)
 女子50メートルバタフライ予選を終え、他国の選手と言葉を交わし引き揚げる池江璃花子(撮影・中田匡峻)
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 「競泳・世界選手権」(28日、マリンメッセ福岡)

 女子50メートルバタフライ予選が行われた。21年東京五輪代表の池江璃花子(23)=横浜ゴム=が、25秒50の全体3位。午後9時7分から行われる準決勝に進んだ。

 昨年から宣言していた本命種目。3レーンから飛び込み、テンポの速い泳ぎで、横一線のレースを組3番でフィニッシュした。「気合はめちゃくちゃ入れていました。予選から(1位通過の)サラ選手の隣で泳げたのは自分にとって大きい。思ったよりも離れなかったので、焦らずに気持ちよく泳げた。歓声が心地よくて、結果を出したいという気持ちになった」と振り返った。

 19年2月に白血病を告白。懸命なリハビリの末、21年東京五輪はリレー種目で出場を果たした。22年は選考会で派遣標準記録に届かず代表落ちしたが、23年4月の日本選手権ではバタフライ2種目、自由形2種目で4冠を達成。17年ブダペスト大会以来、6年ぶりの世界選手権出場を決めた。

 今大会はここまで、100メートルバタフライ17位、400メートルリレー8位、混合400メートルメドレーリレー7位、100メートル自由形15位の成績を残している。個人種目は残り2種目で、50メートルバタフライと29日の同自由形。

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