「競泳・世界選手権」(28日、マリンメッセ福岡)
男子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、元世界記録保持者の渡辺一平(トヨタ自動車)が、2分8秒78で6位となり表彰台を逃した。2017年大会から続く日本の“お家芸”のメダル獲得も途絶えた。
前半100メートルは2位でターンしたが、後半にかけてみるみる失速。地元・九州の大舞台で狙った自己ベストタイム2分6秒67にも遠く及ばなかった。世界記録を更新して優勝した中国選手からは3秒3離される結果に。「日本の平泳ぎを任された身として情けない。まだまだ努力が必要。自分のつめの甘さを痛感した」と唇をかんだ。