“ナガマツ”は韓国ペアに敗れ決勝逃す 永原和可那「相手の攻撃をしのげなかった」

 「バドミントン・ジャパンオープン」(29日、国立代々木競技場)

 女子準決勝が行われ、世界ランク4位の“ナガマツペア”こと永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)が、世界ランク3位の韓国ペアに1-2(21-14、13-21、10-21)で1時間4分の熱戦の末に敗れた。

 第1ゲームは先取したが、第2ゲームを奪われると、第3ゲームも流れを取り返せなかった。永原は「相手が攻撃に来た時にしのげなかった。そこが良くなかった」と肩を落とせば、松本も「後ろに上げる安全なスタイルが多くなった。レシーブでも出して行けるようにしないといけない」と反省した。

 24年パリ五輪代表レースは5月に始まっており、8月には世界選手権(デンマーク)も控える。松本は「休む暇はないけど、何とか気持ちを切らさず成長したい」と意気込んだ。

 世界ランク6位の“フクヒロペア”こと福島由紀、広田彩花組(丸杉Bluvic)も、準決勝で敗れ、決勝進出を逃した。

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