奈良岡功大、東京五輪金のアクセルセンに0-2完敗で準決勝敗退 連戦疲労で「体が全然動かなかった」

 「バドミントン・ジャパンオープン」(29日、国立代々木競技場)

 男子シングルス準決勝が行われ、世界ランク4位の奈良岡功大(FWDグループ)が、世界ランク1位で東京五輪金メダルのビクトル・アクセルセン(デンマーク)に0-2(11-21、11-21)でストレート負けを喫した。

 第1ゲームを奪われると、第2ゲームも苦しい展開が続いた。カナダオープン、韓国オープンに続き、今大会で3大会連続の4強入りを果たしたが、連戦の疲れもあって「腰も足も痛い」と満身創痍(そうい)の状態で「100%でできれば良かったけど、できなかった。今できる全力はできた」と、苦笑いで振り返った。五輪王者相手に、「今日は自分の体が全然動かなかった」と思うようなプレーはできなかった。

 ただ「ベスト4に入ってすごくうれしかった」と、連続の4強入りに手応えもつかんでいる。8月には世界選手権(デンマーク)も控える。「世界選手権でメダルを取れるように、1戦1戦頑張りたい」と目標を掲げた。

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