“ワタガシ”決勝進出! 世界ランク1位の中国ペアを撃破 コートに倒れ込んで歓喜の東野「絶対流れが来ると踏ん張った」

 混合ダブルスで決勝進出を決め、喜ぶ渡辺勇大(左)、東野有紗組
 混合ダブルス準決勝でプレーする渡辺勇大(右)、東野有紗組
 混合ダブルス準決勝でポイントを奪い、タッチを交わす渡辺勇大(右)、東野有紗組
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 「バドミントン・ジャパンオープン」(29日、国立代々木競技場)

 混合ダブルスの準決勝が行われ、東京五輪銅メダルで世界ランク2位の“ワタガシペア”こと渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)が、東京五輪銀メダルで同1位のジェン・シーウェイ、ファン・ヤチョン組(中国)を2-0(21-18、21-17)で撃破し、決勝進出を果たした。

 第1ゲーム、第2ゲームと競り合う展開が続く中、勝負どころを決めきって勝利。東野がコートに倒れ込んで喜びを爆発させると、渡辺も大きくガッツポーズをして喜んだ。観客からの声援も受け、「すなおにうれしい気持ち。最後は声援が後押ししてくれた」と渡辺。東野も「(劣勢の時も)絶対流れが来るからと。踏ん張って流れが来たのが良かった」とうなずいた。

 昨年大会は準優勝。決勝の相手は、2年連続で世界ランク3位のタイペアとなる。「優勝したい気持ちはある。2人で楽しくプレーできたら」と渡辺。東野も「楽しんで、応援を力にして優勝できたら」と意気込んだ。

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