“ホキコバ”ジャパンOP初V逃す 東京五輪金の台湾ペアにストレート負け 保木「対応しきれなかった」

 男子ダブルス決勝でプレーする保木卓朗(左)、小林優吾組
 男子ダブルスで2位となり、表彰式で銀メダルを手にする保木卓朗(左)、小林優吾組
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 「バドミントン・ジャパンオープン」(30日、国立代々木競技場)

 男子ダブルス決勝が行われ、2021年世界選手権王者で世界ランク5位の“ホキコバペア”こと保木卓朗(27)、小林優吾(28)組=トナミ運輸=が、21年東京五輪金メダルで同18位のリー・ヤン、ワン・チーリン組(台湾)に0-2(19-21、13-21)で敗れ、準優勝となった。同大会同種目での日本勢初制覇は逃した。

 第1ゲームを惜しくも落とすと、第2ゲームではリードされる展開が続いた。観客席からは“ホキコバ”コールや声援が送られたが、勝利することはできなかった。

 保木は「予想以上に相手のサービス(サーブ)周りが速くて、そこに対応しきれなかったのが今日の敗因」と苦笑い。小林も「自分たちのプレーを出す前に相手選手がつぶしてこようというプレーだった。2人が同時に前にくる展開にプレッシャーを感じてしまった」と反省しきりだった。

 初優勝は逃したが、保木が「決勝にいけたのは自信になる」と話したように手応えもある。24年パリ五輪代表レースは5月に始まっており、8月には世界選手権(デンマーク)も控える。小林は「(どの大会でも)ベスト4以上をしっかりと狙えば、オリンピックは徐々に見えてくると思う」と見据え、世界選手権へ「非常に大事な戦い。大舞台で力を出すテストを兼ねて、気持ちを入れながら、メンタル面でのプレッシャーも自分にかけていきながら頑張って行きたい」と意気込んだ。

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