世界水泳 最終日彩るメドレーリレーは女子8位、男子7位で通過 池江「決勝に残ることに今の日本チームには価値がある」

 女子4×100メートルメドレーリレーで予選を通過し、拳を突き上げる池江璃花子(後方中央)=撮影・中田匡峻
 女子4×100メートルメドレーリレー予選を通過し、スタンドに手を振る池江璃花子(左端)=撮影・中田匡峻
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 「競泳・世界選手権」(30日、マリンメッセ福岡)

 女子400メートルメドレーリレー予選が行われ、日本(白井璃緒、青木玲緒樹、相馬あい、池江璃花子)は3分58秒58の全体8位で、上位8チームが進む決勝に滑り込んだ。同男子では、日本(入江陵介、渡辺一平、水沼尚輝、松元克央)は7位で予選を通過した。

 「絶対に決勝に」と、強い気持ちを立てて臨んだ女子メンバー4人。背泳ぎを白井が5位で泳ぎ切ると、青木が一気に1位に押し上げた。隣のレーンで泳ぐ、中国が追い上げる中、「絶対に負けたくない」と相馬が1位でつなぎ、最後は池江がくらいついた。「タッチまで後悔のないレースがしたいと思っていた。その結果しっかり8番で残ることができた。ギリギリでも決勝に残ることに、今の日本チームには価値がある」と胸を張った。

 男子は入江が54秒00と本来の実力を発揮できなかったものの、後続で踏ん張り、最後はアンカーの松元が組6着でタッチした。入江は「本当に遅いタイムで泳いでしまって、すごく落ち込んだ」と悔やみつつ、午後の決勝へ「もう1度チャンスをいただけたことを後ろの3人に感謝したいですし、残り1レースしっかりとやれることをやりたい」と前を向いた。

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