レスリング強化費削減で合同合宿 日体大や自衛隊など指導者が連携
レスリングの男子グレコローマンスタイルで日体大や自衛隊などが31日、群馬県草津町での合同合宿を公開し、東京五輪60キロ級銀メダルの文田健一郎(ミキハウス)らが精力的に汗を流した。
国内トップクラスの約30選手が集まり、午前は走り込み、午後はスパーリングを中心に実施。3位以内でパリ五輪代表に決まる世界選手権(9月)に向けて、文田は「100%のパフォーマンスを出せると思う。もう一度、世界チャンピオンとなって五輪に臨みたい」と意気込んだ。
日本協会の強化費削減に伴い、強化合宿は東京五輪前より大幅に減少する見込み。パリ五輪を見据え、各所属の指導者が連携して、今回の自主合宿を行った。