ハンドボール 観衆1万超えパリSG快勝 寺島しのぶ始球式 尾上眞秀が日仏2カ国語で口上 「両国を平等に応援したい」

 始球式を務める寺島しのぶ(撮影・出月俊成)
 フランス語で口上を述べた尾上眞秀
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 「国際親善試合」(31日、有明アリーナ)

 ハンドボール男子の国際親善試合が31日、東京・有明アリーナで行われ、フランスリーグの強豪パリ・サンジェルマン(SG)と日本リーグのジークスター東京が対戦した。欧州各国のスター選手がそろうパリSGが、36-27で快勝。観衆1万304人を動員し、主催者によれば日本ハンドボール界で最多となった。8月2日には、有明アリーナでパリSGと日本男子代表が対戦する。

 歌舞伎役者の尾上眞秀(10)が試合前セレモニーで口上を行った。日仏にルーツを持つだけに「両国を平等に応援したい」と日仏2カ国語で堂々とあいさつし、喝采を受けた。母で俳優の寺島しのぶは始球式に登場。高校時代ハンドボールに打ち込んでいただけに、走りながらのジャンプシュートを決め「ド緊張したが最高でした」と声を弾ませた。競技愛が再燃した様子で「パリ五輪が楽しみになった。日本代表も出てほしい」と期待を込めた。

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