湘南乃海「ありがたいです」 大関霧島の胸を借りてぶつかり稽古で砂まみれ

 ぶつかり稽古で霧島の胸を借り、苦しげに顔をゆがめる湘南乃海(手前)
 ぶつかり稽古で霧島(左)の胸を借り、苦しげに顔をゆがめる湘南乃海
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 大相撲の夏巡業が2日、東京都立川市で行われた。新入幕の名古屋場所で10勝を挙げて敢闘賞を獲得した湘南乃海(高田川)は、申し合いで5番とって2勝3敗。関脇若元春を左四つで寄り切るなど、力強い相撲も披露した。ぶつかり稽古では大関霧島の胸を借り「ありがたいです」と感謝。背中にべっとり砂をつけながら食らいつき、観客から大きな拍手を受けた。

 193センチ、186キロの体を生かしたスケールの大きな取り口が魅力。「自信になった」という名古屋場所の活躍で、ファンからの声援も多くなり「うれしいです」と喜んだ。

 師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)からは「相手の中に入る相撲」を夏巡業の課題として与えられている。進境著しい25歳は「左四つで上手を取ったら、自分の型になれるという自信はある。もっと極めていきたい」と意気込んだ。

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