北朝鮮、カザフスタン大会出場か テコンドー、派遣を準備
【北京共同】北朝鮮が主導する国際テコンドー連盟(ITF)が今月カザフスタンで開く世界選手権に、本国から選手団や大会運営担当者を送る準備を進めていることが3日、北朝鮮筋の話で分かった。
北朝鮮は2020年1月末から新型コロナウイルス対策を理由に、国境を越える人の往来を厳格に制限している。選手団などを実際に送れば制限の緩和に道を開く可能性もある。
出入国制限については、選手らの出国は防疫と無関係のため大きな問題はなく、帰国時も数十人~数百人程度の規模であれば国境に近い都市で隔離することで入国できると話している。
大会はカザフの首都アスタナで18~26日に開催予定。